これから転職活動をおこなうにあたって、自分にとっての天職に出会いたいと願うならば、まずはこれまでの思い込みなどを捨てることが大事です。天職を見つけたいと願っているということは、残念ながらこれまで働いてきた現場は天職とは言い難い現場だったということです。しかし、これまでの職場を選んできたのも自分です。つまりは自分で合うと思ったからこそ選んだ仕事なのですが、実際には合わなかったという事実と向き合いましょう。

見向きもしなかった業種に目を向ける

これまでに働いてきた職業が合っていなかったということは自分自身がこれまでに興味を持ってきた世界が間違っていたということです。そして、これまでは興味を持ってこなかった世界にこそ、自分の天職があるのかもしれませんから、これまでは見向きもしなかったような業種に目を向けることからはじめてみてください。

固執する心を捨てる

たとえば金融業界が自分が好きで金融業界におけるあらゆるタイプの会社を転々としてきたという人もいるかもしれませんが、そのような場合には、まずは金融という世界から目を背けることも重要です。金融という分野に固執してきてしまったがために、いまだに天職に出会えていないわけですから、まずはそこから目を遠ざけることが重要になってくるわけです。たとえば建設業界や情報サービスなど、これまで全く考えてこなかった分野に目を向けてみてください。

チャレンジする心を持つ

これから天職を探したいという場合には、ある程度はチャレンジする気持ちを持ちましょう。はじめて入る分野ですから、それが合っているかどうかは分からないものです。合っていれば万々歳ですが、残念ながらそうではないことも考えられますので、チャレンジする精神をもって転職しましょう。あまりに強い思いをもって転職してしまうと、落胆も大きくなってしまうかもしれませんので、軽いチャレンジをおこなうぐらいのつもりでいましょう。

誰にも天職はある

天職を見つけたい人に覚えておいてほしいのは、誰にでも天職は存在しているということです。今はまだその仕事に出会えていないだけで、世の中のどこかには存在しているのです。そこに出会う日がやってくることを願って、まずはいろいろな世界に目を向けてみましょう。どんな人でも必ず自分が働いていて楽しいと思える職業が存在しているのです。その点さえ忘れないでおけば、いつかはやがてぴったりの仕事に出会うことができるはずなのです。